日本人に適している理由 日本人に適している理由

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デンスブレスト(高濃度乳房) という言葉を聞いたことがあるでしょうか。日本人の半数以上は、マンモグラフィ検査で乳房が白くなってしまいます。
無痛MRI乳がん検診では、乳腺の濃度の影響をほとんど受けないので、デンスブレストの方でも問題なく受けることができます。

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高濃度乳房(デンスブレスト)は
日本人女性に多い

日本人では欧米比べて高濃度乳腺の割合が高く、50歳以下では80%近くが高濃度乳房(高濃度・不均一高濃度)であるとする報告があります。

Radiologyという、画像診断で最も権威の高い科学雑誌では、透き通っている乳房(高年齢の方)と、白く曇っている乳房(高濃度乳房、デンスブレスト:多くの働く年齢の女性)ではがんの発見率が倍も違うことが分かっています。

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マンモグラフィ検査でのがんの見え方の違い

がんも白いので見つかりにくい(乳腺が多いと白くなる)

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無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)は、 乳腺の量に左右されにくいので、がんの発見率が下がることはありません。 日本人女性に多い高濃度乳房(デンスブレスト)の方でも、 安心して検査を受けることができます。

MRI検査での見え方の違い

がんは黒いので見つかりやすい(乳腺の量に影響を受けない)

MRI検査での見え方の違い

高濃度乳房(デンスブレスト)について解説

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アジア系女性の乳房サイズ

マンモグラフィはまず欧米で標準的に乳がん検診で用いられるようになりました。欧米のデータで、死亡率が減少することが示されたので、日本にも導入されています。

しかしアジア系女性の乳房サイズは、欧米女性と比較してハリがあり小さめです。
マンモグラフィは乳房を引き伸ばして平たく圧迫して撮影しますが、アジア系女性に多い乳房の場合は引っ張って伸ばすことで強い痛みを感じることがあります。

無痛MRI乳がん検診(ドゥイブス・サーチ)では、 乳房用にくり抜かれた穴の中に胸をあわせるだけで圧迫しないので、痛みがなく楽です。またサイズに関わらず、 重力によって撮影しやすいふくらみになります。

無痛MRI乳がん検診

痛くない、被ばくしない、精度が高い最新の乳がん検診

よくあるご質問
本当に痛みはないですか?
乳房を挟まないので、全く痛みがありません。検査は、乳房型にくりぬかれたベッドにうつ伏せになることで行います。
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精度はマンモグラフィーと比較してどれくらいですか?
MRI乳がん検診のがん発見率は、直接比較はできませんが平均的なマンモグラフィの5倍以上に相当します。
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マンモグラフィはなぜ痛いのですか?
マンモグラフィでは、乳房を圧迫して画像を撮るため、一時的な不快感や痛みが生じることがあります。圧迫は、画像のクオリティを向上させ、被ばく量を低減する目的があります。
MRIが被ばくゼロの理由を教えてください。
MRIは、X線や放射線を使わず、強力な磁場と無線周波数パルスを利用して画像を生成します。そのため、被ばくは完全にゼロです。
MRIのデメリットはありますか?
MRIのデメリットとして、以下が挙げられます:1) 閉所恐怖症の方には不向き、2) 金属のインプラントやペースメーカーなどがある場合、検査ができないことがある。ただし、被ばくリスクがなく、詳細な画像が得られるというメリットもあります。